両陛下が今夜国賓としてロンドン市内を馬車移動しバッキンガム宮殿へ 日英友好団体のレセプションで英語スピーチも

イギリスを訪問中の天皇陛下は、日本とイギリスの友好団体のレセプションに出席されました。

エリザベス女王のいとこのリチャード王子と握手を交わされた陛下。

ロンドンで行われた日英の友好団体が主催するレセプションで、約400人に英語で思いを伝えられました。

陛下:
日英関係が、こうした人と人とのつながりという堅固な土台の上に、将来にわたって一層力強く発展していくことを期待しています。

このあと、陛下は混み合う会場内を回り、英語や日本語で歓談されました。

陛下と話した学生(18):
陛下はとても穏やかで威厳があり、話している間、信じられないくらい穏やかで礼儀正しかった。お目にかかれて本当にうれしい。

これに先立ち、陛下はテムズ川の防潮堤を訪問されました。

留学中にテムズ川の水運の歴史を研究したことをきっかけに、「水問題」への取り組みがライフワークとなった陛下。

「テムズとともに」というタイトルの留学記も出版されています。

留学生活の思い出の地に、今回は水問題の研究者として足を運ばれました。

両陛下は日本時間の25日夜、国賓としての歓迎行事に臨まれます。

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