2年連続得点王のペリン・ビュフォードがB1島根と契約解除「挑戦の機会を模索したい」

B1リーグの島根スサノオマジックは6月25日、リーグ屈指のオールラウンダーとして存在感を示していたペリン・ビュフォードと、双方合意の上で選手契約を解除し、同日付で自由交渉選手リストに公示することを発表した。

アメリカ出身で現在30歳のビュフォードは、198センチ100キロのスモールフォワード。島根加入4年目となった2023-24シーズンはリーグ戦60試合中52試合に出場し、1試合平均22.6得点(1位)、9.5リバウンド(5位)、7.4アシスト(2位)、1.3ブロック(2位)、1.8スティール(4位)という驚異的なスタッツを記録し、2シーズン連続2度目のB1得点王とレギュラーシーズンベストファイブに輝いた。

しかし、今シーズンはコンディション不良で欠場した試合もあった中、チャンピオンシップ出場の可能性が残されていたレギュラーシーズン最終節の2連戦を欠場。シーズン終了後に出演が予定されていたBリーグの年間表彰式「B.LEAGUE AWARD SHOW 2023-24」も右足首手術のため欠席していた。

今回の退団発表に際して、クラブはビュフォード側から「プロとして新たな挑戦の機会を模索したい」との申し出があったことを明かし、協議を重ねた結果、契約解除することになったと説明。クラブ公式サイト上で在籍4年間の活躍を振り返りつつ、「ビュフォード選手のこれまでの貢献に感謝すると共に、今後のご活躍を心より祈念しております」と声明を出した。

また、ビュフォードは「島根で過ごした4シーズンは素晴らしかったです。島根では多くの友達、そして素晴らしい思い出を沢山作ることができました。ファンの皆さん、寂しくなります!今まで応援ありがとうございました!」と、クラブ公式サイトを通じてコメントした。

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