ドジャース・カーショウのリハビリが一時中断 肩の痛みを訴える

オフに左肩の手術を受けたクレイトン・カーショウ(ドジャース)はすでにマイナーでのリハビリ登板を開始し、順調にいけばオールスター・ブレイク前後にはメジャーのマウンドに戻れる予定だった。しかし、登板後に肩の痛みが長引いており、リハビリを一時中断することが決まったようだ。日本時間6月25日、デーブ・ロバーツ監督はカーショウに1週間のシャットダウン期間を設けることを発表。日本時間6月26日に2度目のリハビリ登板が予定されていたが、リハビリが一時中断となり、戦列復帰は遅れることになりそうだ。

ロバーツ監督は「彼は今、肩の痛みを経験している。これはプロセスの一部であり、手術後のリハビリのなかで誰もが経験することだ」とコメント。MRI検査の結果、カーショウの左肩に新たな問題は見つからず、指揮官は「手術を受け、リハビリを経てマウンドに上がり、球速を上げ、仕事量を増やしていけば、多少の痛みはつきものだ。新たな問題はなかった。今回のことは一時的なものだと思っているし、安心しているよ」と語った。

カーショウは日本時間6月20日にマイナーA級のランチョクカモンガでリハビリ登板。先発して3イニングを投げ、被安打2、奪三振5、与四球1、失点1を記録した。次の登板では球数を増やし、4イニングを投げる予定だったが、2度目のリハビリ登板は延期ということに。ロバーツ監督は「リハビリ登板を再開する前に、ブルペンで2度投げる必要があるだろう」との見通しを示している。

現在36歳のカーショウはMVP1度、サイ・ヤング賞3度、オールスター・ゲーム選出10度、最優秀防御率5度、通算210勝、防御率2.48、2944奪三振といった輝かしい実績を誇る名左腕。昨季終了後、ドジャースと2年1000万ドルで再契約を結んだ。今季は10先発以上(または3イニング以上のリリーフ登板が10試合以上)で750万ドルの出来高を得られるため、基本給と合わせて最大1250万ドルを獲得できる。来季の選手オプションも今季の登板数に応じて金額が変動し、前述の条件をクリアすれば、来季の基本給は1500万ドル(プラス出来高)となる。

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