溶連菌による咽頭炎患者が愛媛で急増 1999年以来最多に近い状況 劇症型も新たに確認【愛媛】

愛媛県内で溶連菌の感染によりノドの痛みなどを発症した患者は、6月16日までの1週間で1医療機関あたり7.27人になり、医療機関から国への報告が義務付けられた1999年以降で最多に近い状況になっています。また致死率が高い劇症型は6月16日までの2週間に1人確認され今年に入り13人に。去年1年間の11人をすでに上回っています。

県によりますと、溶連菌による咽頭炎と診断された患者の1医療機関あたりの報告数は、今年に入り過去10年間の平均より高い状況が続いています。

6月16日までの1週間は1医療機関あたり7.27人になり、前の週の5.70人より急増。医療機関から国への報告が義務付けられた1999年以降、最多だった去年12月上旬の1週間あたり7.49人に近い状況になっています。

特に今治保健所の管内では、6月16日までの1週間で1医療機関あたり14.20人になり、前の週の1.7倍に急増していて今後の動向に注意が必要としています。

また溶連菌の中でも致死率が3~7割とされる劇症型の感染者は、6月16日までの2週間に中予保健所の管内で30代の女性1人を確認していて、今年に入り13人になりました。去年1年間の11人(速報値)をすでに上回っています。

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