静岡で2日連続35℃超の猛暑日 フェーン現象が加わり一気に気温が上昇 厳しい暑さが続く

静岡市駿河区では6月25日、午後0時44分に最高気温35.6℃を観測し、今年一番の暑さを更新しました。静岡では、前日(24日)にも35.5℃を記録していて、2日連続で35℃を超える猛暑日となりました。

全国的に暑さが続いていますが、特に静岡市中心部では南西の風が強めに吹くと、暖かく湿った空気が山を越えて気温が上がる「フェーン現象」が起こります。25日は、海(駿河湾)の方向から吹く南東の風から、山を越えて吹く南西の風に変わった午前11時半頃から、気温が一気に上昇しました。

静岡市駿河区での2日連続の猛暑日は、6月としては2001年以来、23年ぶりです。

2日連続の猛暑日ですが、風が吹き、湿度が40%台まで下がったため、「気温ほど暑くは感じない」という声も聞かれました。ただ、熱中症の危険度は高く、屋外では日陰を選んだり、日傘を差したりするなどして直射日光を避け、水分を補給するなど、万全の暑さ対策が欠かせません。

© 静岡放送株式会社