コロナ禍の不正受給か…「信州割SPECIAL」 9900万円返還請求【長野】

コロナ禍での旅行支援金をだましとった疑いで逮捕された旅行業者に対し、県が約9900万円の返還を求めていることを明らかにしました。

支援金9900万円の返還を県に求められているのは、24日詐欺の疑いで警察に逮捕された上田市の男(74)が役員を務める旅行代理店です。
コロナ禍で実施された旅行支援「信州割SPECIAL」の制度を悪用して、2022年1月、100万円あまりの支援金をだまし取った疑いが持たれています。
県によりますと、この業者は2022年10月までの1年あまりで、実績の水増しなどで支援金約9900万円を不正に受け取っていたということです。
今後も不正な受給が分かれば、厳正に対処する方針です。

© 長野朝日放送株式会社