「悪質で日本の法律に対する抵抗感も乏しい」大麻密輸のアメリカ国籍の男(41)に執行猶予付き有罪判決 長崎地裁

今年3月、タイから乾燥大麻などを日本に持ち込もうとしたとして、大麻取締法違反などの罪に問われていたアメリカ国籍の男に対し、長崎地裁は25日、執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、アメリカ国籍のスペラー・ディ・ハビアーラティエフ被告(41です。

判決によりますと、スペラー被告は今年3月25日、乾燥大麻や液体の大麻合わせておよそ4.9グラムをスーツケースやリュックサックに入れて国内に持ち込もうとしたものです。

判決公判で長崎地裁の太田寅彦裁判官は「犯行態様は悪質で、日本の法律に対する抵抗感も乏しい」と指摘した一方、「初めて裁判を受けて反省している」としてスペラー被告に対し懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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