「もし、いなかったら…」J1アビスパ福岡・長谷部監督が明かした2人の存在 26日ホーム横浜M戦から後半戦スタート

ザヘディ(右)と話す長谷部監督

J1福岡は26日、ホームのベスト電器スタジアムで横浜Mと戦う。午後7時キックオフ。前節の町田戦で全クラブと1回目の対戦が終了。リーグは後半戦に入る。福岡は現在勝ち点29の8位。5位広島と勝ち点3差と目標の6位以上を射程圏内に捉える。

主将の奈良竜樹、前嶋洋太ら昨季のタイトル獲得に貢献した主力がけがで多く離脱する状態で「まずまず」と長谷部茂利監督が言う折り返し。「いなかったら(目標が)見当違いで、想像もつかないような勝ち点だったかも」と信頼を口にしたのがウェリントンとシャハブ・ザヘディだった。

今季はエースだったFW山岸祐也が名古屋に移籍して迎えた。代役候補として広島から加入したナッシム・ベンカリファが右脚の負傷などでここまで出場ゼロ。そんな中、イラン出身ストライカーのザヘディが3月に加入し、チームトップの6ゴール、2アシストと結果を出した。

来日11年目のブラジル人FWウェリントンは経験を生かした戦術眼と強さで最前線で体を張る。「チーム(プレー)が大事と言ってます。それをあの2人はトライし続けている」と長谷部監督は外国人ストライカーの献身的な姿に目を細めた。(向吉三郎)

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