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岩手山のはずが岩木山。
マンションの広告に誤った画像が使用されていた問題をめぐり、このマンションを手掛ける会社が盛岡市役所を訪れ、市長に謝罪しました。
問題となったのは盛岡市紺屋町に建設中の高層マンションのもので、岩手山が見える眺望を売りにしていましたが、青森県の岩木山の画像を使用しました。
25日はこのマンションを手掛けるタカラレーベンと広告会社の5人が市役所を訪れ、盛岡市長に経緯を説明し謝罪しました。
タカラレーベンなどによりますと、冬場に撮影した岩手山の画像を初夏の様子に補正しようとする際、参考画像としてインターネットから引用した岩木山の画像と取り違え、そのまま広告に使用してしまったということです。
内館市長は、「盛岡市民にとって岩手山はシンボルだ。市民の気持ちを傷つけたことは残念だ」と述べました。
紺屋町のマンション建設をめぐっては、地域住民が景観への配慮を会社側にもとめていて、これまで4回、話し合いの場が設けられています。
タカラレーベンでは、24日からお詫びと訂正を加えたチラシを投函しているほか、今後は住民説明会の場などで謝罪する方針です。