日常が変わる!? STANLEY「H2.0 真空スリムクエンチャー」をおすすめしたい理由

【拝啓、徳島より29】SNSで大バズりしたSTANLEYのストロー付きタンブラー「H2.0 真空スリムクエンチャー」を購入してみました。0.88lは大きすぎるかと心配でしたが、実際に使ってみると仕事にプライベートに大活躍。これがあれば、忘れがちな水分補給がなぜか楽しい!どんな時も手放したくない最強アイテムになりました。

カラバリには鮮やかな色が多い点もSTANLEY「H2.0 真空スリムクエンチャー」をおすすめする理由(筆者撮影)

STANLEYのメガタンブラー「H2.0 真空スリムクエンチャー」とは?

高品質なアウトドア用品などで知られる「STANLEY」は、1913年に米国で創業した老舗ブランド。キャンプや釣りなどの外遊びが好きな人は、STANLEY製の水筒やクーラーボックスをひとつは持っているのではないでしょうか。

H2.0 真空スリムクエンチャー、箱からすでに大きい(筆者撮影)

H2.0 真空スリムクエンチャーはSTANLEYが2023年に発売した真空断熱構造のストロー付きタンブラーです。長時間の保温と保冷が可能で、スタイリッシュなデザインとカラーバリエーションの豊富さ、持ち運びのしやすさで、発売後すぐに大人気になりました。

容量別に414ml、0.6l、0.88l、1.18lと4種類のサイズ展開があり、今回購入したのは二番目に大きい0.88l。色は散々迷った末にパーシモンオレンジにしました。

色は赤寄りのオレンジ(パーシモンオレンジ)をチョイス!(筆者撮影)

高さは27.5cmで重量が561gあるので、購入前は「さすがに大きすぎるかな」と思ったのですが、届いて使ってみると全然気になりません。最初の印象は「やっぱりでかいな...!」ではあったのですが、使い慣れた今となっては、この大きさゆえの安定・安心感が心強く感じるほどです。

細部までかっこいい!(筆者撮影)

使い勝手が良すぎる!

H2.0 真空スリムクエンチャーの特徴は、なんといっても見た目の可愛さと使い心地のよさ。

がっしりとした取っ手は持ちやすく、内側と外側上部(ちょうど親指がくるあたり)に加工がしてあって持ち心地も最高。太めのストローは厚さもあり、ちょっとやそっとじゃヘタレなさそう。その造りはまさに「さすがSTANLEY!」といったところです。

蓋にもちゃんとロゴが入っていてかわいい!(筆者撮影)

実際に使ってみた感想を、シチュエーションごとに紹介していきましょう。

仕事中に大活躍

業務に集中している時って、水分補給を忘れがちになりませんか?

一般的に1日に1~1.5リットルほどの水を飲むと健康にいいと言われているそうですが、1リットルの水を毎日飲むって結構苦行ですよね。

試したことがある方ならわかると思いますが、ペットボトルをデスクに置いておいても、結局、飲まない。飲もうと思っても全然減らない。ついついコーヒーに手が伸びてしまう。そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。

最近の私のデスク周り(場所はコワーキングスペース)(筆者撮影)

しかし、このSTANLEYのメガタンブラーがあれば、1日1リットルなんて簡単にクリアできます。本当にびっくりするくらい水を飲む習慣がすんなりとゲットできました。

理由は手間の少なさじゃないかと個人的には感じています。ひょいっと取っ手を掴んで口元に持ってくれば、ストローですぐに水が飲める。これが思った以上にいいんです。

ペットボトルのように蓋を開け閉めする手間がないだけで、マウスをクリックしたり、キーボードを叩いたりするのと同じ流れで、水が飲める。こんなにも自然に、水分補給が動作のひとつに組み込めるのかと、本当に(いや、本当に心から)驚きです。

保冷力が抜群なので、1日中冷たさが持続するのも最高。キンキンに冷えた状態ではなく、飲みやすい冷たさが継続する点も、ふとした時にずっと飲んでいられる理由かもしれません。

MacBookPro(14インチ)と並べるとこんな感じ(筆者撮影)

また、大きなボトルは安定感が抜群。仮に倒れた場合、密閉されてはいないので水は溢れますが、コップや蓋なしタンブラーと比べるとその被害は幾分か小さいはずです。

なによりも、このメガタンブラーがあるだけで、デスクが少し華やいだ気がするんですよね。選んだ色が目の覚めるようなオレンジだからかもしれませんが、このタンブラーを見るとちょっとテンションが上がる気がします。

納期に追われていようが、徹夜明けだろうが、なんとなく「ちゃんとした暮らし」をしている人の一員になれた気がして気分がいい。購入して数週間ですが、すでに仕事に欠かせないマストアイテムです。

家事中の水分補給にも

掃除や料理をしている時にも、もちろんH2.0 真空スリムクエンチャーは手放せません。

ダイニングテーブルに置いておけば、掃除機をかけている時でも、すぐに水分補給。片手が塞がっていても、らくらくと持てるのがいいんですよね。

料理中や就寝時にも手の届くところに置いています。水は一度に大量に飲むよりも、こまめに摂取した方が身体にいいらしいので、1日でこのメガタンブラーを1.5~2杯飲み切るのが習慣になっています。

家でも仕事でも大活躍(筆者撮影)

レジャーでももちろん大活躍

普段の暮らしに大きな変化を与えてくれたメガタンブラー。もちろんアウトドアシーンでも使い勝手は抜群です。

私が住む徳島県南部はサーフィンのメッカです。自宅から高知方面に車を走らせると、20分ごとに特徴の異なるさまざまなサーフスポットがあらわれます。私はまだ超初心者なので、一番波が穏やかな高知県東洋町のビーチへよく行きます。

四国の太平洋沿岸にはサーフスポットがたくさん(筆者撮影)

早朝、朝5時半。メガタンブラーに4cm四方の氷2個と水を入れて、車で45分離れたスポットに出発です。太陽は登ったばかり。キラキラと輝く海を横目に国道を進みます。

6時過ぎに到着して、急いで準備をして海へ。山の緑と青空のコントラストが最高に美しい早朝の海は、波に揺られているだけでもいい気持ち。2時間ほど波乗り練習をして、9時前に丘に上がりました。

アウトドアレジャーにも大活躍(筆者撮影)

その時点でタンブラーに氷を入れてすでに4時間。締め切った車内に置いておいたのですが、氷は溶けていたものの水はしっかり冷たく、サーフィン後で乾いた喉を爽快に癒してくれました。

また、キャンプアイテムとしても超優秀。抜群の保冷力を活かして、氷を入れておく容器として使っています。夜まで氷が残っているので、晩酌時の氷入れとして大活躍中です。

デメリットももちろんあるよ

使い勝手が良く、買って大満足のH2.0 真空スリムクエンチャーですが、もちろんデメリットもあります。

密閉されてない

デメリットのひとつは、やはり密閉性が低いこと。傾けるとわりと簡単に水がこぼれます。中身を入れた状態でカバンに入れるのはやめておいた方がいいでしょう。

ストローが洗いにくい

私は水しか飲んでいないのでそこまで気になりませんが、ストローが洗いにくい問題は、他のユーザーからもよく聞きます。汚れが気になってきたらストローの買い替えを検討したいのですが現状品切れ中(24年6月)。再販されることを願います。

車種によってドリンクフォルダーに入らない

真空スリムクエンチャー0.88lは、下部1/3が少し細くなっていて、車のドリンクフォルダーに置ける設計になっています。私もドライブに持っていこうと楽しみにしていたのですが、我が愛車(小型の軽自動車)のフォルダーは真空スリムクエンチャーには小さかったようで入りませんでした。

今は助手席に他の荷物やタオルで周りを囲い、倒れないように補強して、目的地まで運んでいます。正直、全然スマートじゃない。唯一のガッカリポイントです。

ドライブの際はドリンクフォルダーのサイズを確認しよう(筆者撮影)

結論、真空スリムクエンチャーは買ってよかった!

多少デメリットもありますが、STANLEYのメガタンブラー「H2.0 真空スリムクエンチャー」は、間違いなく24年上半期で買ってよかったものNo.1です。

価格は6490円(0.88l)とタンブラーにしては少し高いですが、買って損はなし。むしろ値段以上の価値が大いにあると感じます。24年6月下旬には夏に向けた新色も追加されるらしいので、購入を迷っている方はぜひチェックしてみてください!(フリーライター・甲斐イアン)

Profile

甲斐イアン
徳島在住のライター、イラストレーター。千葉県出身。オーストラリア、中南米、インド・ネパールなどの旅を経て、2018年に四国の小さな港町へ移住。地域活性化支援企業にて、行政と協力した地方創生プロジェクトの広報PR業務に従事。21年よりフリーランスとなり、全国各地の素敵なヒト・モノ・コトを取材しています。

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