16歳未満の少女を誘拐・性的暴行 米空軍兵を起訴 来月初公判

去年12月16歳未満の少女をわいせつ目的で誘拐し性的暴行をしたとしてアメリカ空軍兵の男が逮捕・起訴されていたことがわかりました。

わいせつ誘拐と不同意性交の罪で起訴されていたのはアメリカ空軍・兵長のブレノン・ワシントン被告(25)です。

起訴状によりますとワシントン被告は去年12月沖縄本島中部の公園で16歳未満の少女に声をかけわいせつ目的で自宅に連れ込み性的な暴行を加えた罪に問われています。

県警は今年3月、ワシントン被告を書類送検し日米地位協定に基づき被告の身柄は起訴後に日本側に移されました。

警察や那覇地検は裁判に支障が出るとして認否を明らかにしていません。

男の裁判は来月12日に開かれる予定です。

玉城知事は会見を開き次のように述べました。

▽玉城知事:
「基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている県民に強い不安を与えるだけでなく、女性の尊厳を踏みにじるものであり、特に今回被害者が未成年であることを考えれば、県民の安全に責任を持つ者としては、極めて遺憾だと言わざるを得ません。強い憤りを禁じ得ない」

玉城知事は今後,日米両政府に厳重に抗議する考えを示しました。

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