「当たり前のように思っていたが良いところなんだなって」“海のまちプロジェクト”3年間の軌跡まとめたドキュメンタリー動画が完成

高知県須崎市と金融機関などが連携して地域再生に取り組む、「海のまちプロジェクト」のこれまでをドキュメンタリーにした動画が完成し、24日、上映会が開かれました。

須崎市と高知信用金庫などが中心となって2021年から5年がかりで進めている市の地域再生を目指す取り組み=「海のまちプロジェクト」。これまでに須崎駅の改修や須崎大漁堂・須崎のサカナ本舗の店舗のオープンなど、市の改革に向けさまざまなリノベーションを進めてきました。

これら3年間にわたる取り組みをまとめたドキュメンタリー動画が完成し、24日の上映会には制作スタッフや海のまちプロジェクトに関わった人、地元の人たちなどおよそ500人が駆け付けました。

動画は駅舎や店舗をリノベーションしている当時の様子や、プロジェクトに関わった人たちの「須崎を活気づけたい」というその時その時の思いがまとめられています。プロジェクトを通して地元の人たち同士で言葉を交わす機会が増えたり、町に賑わいや活気が戻ってきたりする様子が伝わってきます。

(動画を見た人)
「こうやって改めて見ると、魚がおいしいこととかも当たり前のように思っていたんですけれども『良いところなんだな』って、よかったです」

(高知信用金庫 山崎久留美 理事長)
「市民の皆さまの力を借りまして安定的に人に来ていただける、それから“縁起めでたい 縁日商店街”を目指していきたいと思います」

完成した動画は、7月7日と14日に放送される予定です。

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