来日した米女優、日本愛を熱弁「文化、食、自然…すべてのものが好き」 撮影実現で「夢叶った」

特別試写会に登場したラシダ・ジョーンズ【写真:ENCOUNT編集部】

Apple TV+『サニー』の特別試写会に出席

米俳優のラシダ・ジョーンズが25日、都内で行われたApple TV+『サニー』(7月10日全世界同時配信)の特別試写会に出席した。日本愛を熱弁した。

主演にして、製作総指揮も兼任したラシダ。マイクを手にすると、日本語で「コンバンワ。キョウハ、キテクレテ、アリガトウゴザイマス」とあいさつ。会場から歓迎の拍手を受けて笑顔を見せた。

同作が日本を題材にしている点をどう思うか質問されると、ラシダは一呼吸置いてから日本語で「ニホンガ、スキデス」と回答。英語に切り替えて「日本が大好きです。最初に来日したときから『日本でぜひ作品を作りたい』という気持ちがあった。その夢が今回かないました」とニッコリ。「(撮影にあたって)日本の方々に熱烈に歓迎されましたし、日本の文化、伝統、それから日本の紡がれてきた歴史、そして食、自然。すべてのものがとても好きなんです」と述べた。

試写会には、西島秀俊、ジュディ・オング、國村隼、ジョアンナ・ソトムラ、annie the clumsyも出席。フォトセッションにはショーランナーのケイティ・ロビンス、製作総指揮(1~4話、6話監督)のルーシー・チェルニアク氏も参加した。

同作は、映画製作・配給会社「A24」が手がけたミステリーホラードラマ。主人公サカモト・スージー(ジョーンズ)は京都に住むアメリカ人女性。彼女の夫で、電子機器メーカーの冷蔵庫部門で働いていたサカモト・マサヒコ(西島)と息子ゼンが、ともに謎の飛行機事故によって行方不明に。悲しみに暮れるスージーのもとに、ある日マサヒコの同僚だという田中(國村)が、ある贈り物をもって現れる。それは、マサヒコが作ったという新型家庭用ロボット「サニー」だった……、というストーリーが展開される。ENCOUNT編集部

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