急増する“SNS型投資詐欺”防止を…銀行の窓口で対応訓練 高額の振込依頼者に目的や振込先を確認 富山

富山県内で急増するSNS型投資詐欺を防ぐために、銀行窓口での対応訓練が25日富山市で行われました。

訓練は、富山中央警察署が北陸銀行と合同で実施したもので、北陸銀行県庁内支店の銀行員8人も参加しました。

訓練では、「儲かる投資話を聞いた」と高額の振り込みを依頼する利用者に対して目的や振り込み先を確認し、被害を未然に食い止めるための手順が確認されました。

県内では今年に入り、SNSで著名人をかたったり恋愛感情を抱かせて架空の投資を呼びかけ多額の現金をだまし取る「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害が5月末までに69件、被害額は4億9100万円と去年の倍以上に増えています。

*富山中央警察署生活安全総務係 山崎誠係長
「『儲かるよ』という話があっても信じず、少しでも怪しいと思えば家族や警察に相談してほしい。SNS型投資詐欺であれば、若い世代でも被害にあうことがある。高齢者に限らず、若い世代も詐欺に気をつけてほしい」

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