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同僚の韓国代表ソン・フンミンへ人種差別的発言をして大騒動に巻き起したトッテナムのロドリゴ・ベンタンクールが退団するかもしれない。
26歳のウルグアイ代表MFは先日、母国のテレビ番組に出演した際、司会者から同僚選手のユニホームを求められ、「ソニー(ソン・フンミン)の? みんな同じように見えるから、ソニーの従弟かもしれないよ」とコメント。「みんな同じように見える」という表現はアジア人への人種差別だと、猛バッシングを浴びた。
ベンタンクールは、一度目はソン・フンミンに向けて、二度目は世間に向けて、SNSを通じて謝罪し、ソン・フンミンは謝罪を受け入れたものの、韓国のファンを中心に非難する声は収まっていない。
そんななか、トッテナムの専門サイト『THE SPURS WEB』は「ロドリゴ・ベンタンクールの代理人がトッテナム退団の交渉中」と伝えた。
「(トルコメディアの)Takvimの報道によると、ロドリゴ・ベンタンクールの代理人がガラタサライと夏の移籍の可能性について話し合ったという。トルコのクラブは新シーズンに向けて中盤の強化を目指しており、ベンタンクールがガラタサライの夏の移籍市場で『意外な名前』として浮上した」
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同メディアは「ガラタサライのオカン・ブルク監督はトッテナムの選手を引き入れることに熱心と言われているが、イスタンブールのクラブ側もその実現がかなり難しいことを認識していると説明されている」とし、こう続けている。
「それでも、彼らは移籍を実現できるかどうか努力するつもりで、クラブの役員はすでに移籍の金銭的条件について話し合うために26歳の選手の代理人と会ったとみられている」
記事は「相当なオファーがない限り、トッテナムは今夏にベンタンクールの放出を検討するとは思えない」と見解を示しているもの、件の発言でFA(イングランドサッカー協会)から告訴される可能性もあり、退団もあながちない話ではないだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部