日本の友人に液状大麻を送ろうとしたか  長崎税関がアメリカ国籍の男(44)を熊本地検に刑事告発

長崎税関は、日本にいる友人など2人にアメリカから大麻を送ろうとしたとして、40代のアメリカ国籍の男を熊本地方検察庁に刑事告発したと発表しました。

長崎税関と熊本県警が関税法違反(大麻輸入未遂)の疑いで告発したのは、6月12日に熊本県警に大麻取締法違反の容疑で逮捕されたアメリカ国籍の男(44)です。

長崎税関によりますと、男は今年3月、大麻取締法違反の罪で5月に起訴された友人の男など2人に対し、アメリカから大麻を送ろうとした疑いが持たれています。

男がアメリカから発送したのは液状大麻1.94グラムで、北九州市にある門司税関がX線で郵便物を検査をした際、衣服のポケットから大麻を発見したため、実際には2人に届きませんでした。

熊本県警によりますと、男は6月12日に逮捕された際、「送ったことは間違いないが中身については知らなかった」と容疑を一部否認していましたが、その後の調べでは、容疑をおおむね認めているということです。

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