「正直に言っていいですか?」JFL鈴鹿移籍の57歳カズ、1年半ぶりの国内復帰に家族の反応は?「決まるとなった時…」

J2・横浜FCからJFL・アトレチコ鈴鹿クラブへの期限付き移籍が決まった三浦知良が、6月25日に国立競技場で入団記者会見を行なった。

2023-24シーズン、カズはポルトガル2部のオリベイレンセでプレーし、公式戦6試合に出場した。今回、約1年半ぶりの国内復帰となる。

そんなカズは57歳となった今もなお、現役を続けることについて「情熱はなくならないです。このようにチームがオファーをくれたり、みなさんが(会見に)集まってくれたり、サポーターの方、一人ひとりの声もそうです。まだまだグラウンドで戦えるモチベーションはありますね」と熱く語る。

【画像】“11”のトレーニングウェアで練習するカズ
一方で自身の身体は心配のようで、周囲からも「本当に真剣にもう辞めろって。危険だと。負荷が高いスポーツだから」と言われると話していたなか、鈴鹿への入団決定について、家族からの反応を訊かれると「正直に言っていいですか?」と前置きしてこう述べた。

「何も言っていません。リアクションはないですね(笑)。次どこでやるとか、そんな話が会話に出てこない。鈴鹿に決まるとなった時にも、別に反応がみんななかった。お肉屋さんにまた行きたいとか、そんな話だけで本当に何もなかったです」

家族にとっては暗黙の了解なのかもしれない。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

© 日本スポーツ企画出版社