ソフトバンクが1分け挟んで3連勝で貯金25 7回1死までノーヒットの有原航平がリーグ単独トップ7勝目 カード初戦8連勝

7回1死一、二塁、オリックス・宗を遊飛に抑え、声を上げる有原(撮影・早浪章弘)

◆オリックス2―7ソフトバンク(25日、京セラドーム大阪)

ソフトバンクが1分けを挟んで3連勝とし、今季最多を更新し続ける貯金を「25」とした。7回1死までノーヒットと力投した有原航平が8回2失点でリーグ単独トップの7勝目。打線も11安打で7点を奪い、カード初戦は8連勝となった。

ソフトバンクは3回に今季初対戦のオリックス曽谷龍平から廣瀨隆太と佐藤直樹の連続長短打で1点を先制。6回は先頭の周東佑京が中前打を放ち、今宮健太が投前へ送りバント。これを処理した曽谷が一塁へ高投し、カバーの右翼手森友哉も捕球できず、ボールが右翼最深部に達する間に、周東と今宮が生還して2点を加えた。

先発の有原は7回1死までノーヒットと好投しながら、ここから4連打で1点差に迫られた。6回までに許した走者は四球の2人だけと安定感抜群だった右腕は、太田椋の初安打と西川龍馬の二塁打で1死二、三塁として、紅林弘太郎と森に連続タイムリーを許した。

打線は直後の8回に3番手の本田仁海を攻め、安打と四球で1死一、二塁として、正木智也、甲斐拓也、廣瀨の3者連続適時打で4点を加え、リードを広げた。有原は8回も続投して三者凡退。9回は津森宥紀が抑えた。

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