「ノーヒットノーランがよぎりました」「正木に運があったということ」 ソフトバンク小久保監督の一問一答

7勝目を挙げた有原(手前左)を迎える小久保監督(同右)(撮影・永田浩)

◆オリックス2―7ソフトバンク(25日、京セラドーム大阪)

ソフトバンクが引き分けを挟んで3連勝で貯金を今季最多の25とした。2位ロッテとは最大の11ゲーム差。8カード連続でカード初戦を制した。小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。

―有原航平が7回のピンチを2失点でしのいだ。

「そうね。相手のミス(など)から3点取ってね。(有原は)ノーヒットだったんで変に意識をしたかもしれないですけど、あそこで同点までいかなかったのが勝因じゃないですか。(8回に)点が入らなくても続投する予定だったので」

―8回2失点と素晴らしい投球。

「そうですね。(中13日と)1回飛んで体もリフレッシュして、調子も良さそうには見えましたね」

―ルーキーの廣瀨隆太が3安打。

「彼らしい、最後の打席は悪球打ち。あんな球を普通はセンターオーバー(の打球を)打てないんですけどね。だいぶ慣れてきたんじゃないですか」

―守備でも好プレー。

「あれ(6回のグラブトス)でヒットかなと思って。ああいうことがあったらとちょっとノーヒットノーランがよぎりましたけどね」

―8回の攻撃もつながった。

「そうですね。2点取られたあと。でもあれが(7回に有原が)同点までいかず、宗と頓宮のところしっかり抑えたので、それが次の回の攻撃にもつながったんじゃないですかね」

―今宮健太のバントで2点入るプレーもあった。

「はい。あと(8回は普通なら)正木のピッチャーゴロでゲッツーで終わりやからね。あれヒット(中前適時打)やからね。正木に運があったということですね」

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