現地7月16日に、MLBオールスターがテキサス・レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールド(アーリントン)で開催される。6月24日にはファン投票の第2回中間発表が行なわれ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、第1回に続いてナ・リーグDH部門のトップだった。
177万3404票を集め、2位のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に約83万票の差をつけた大谷は、4年連続4回目の球宴出場が確実な状況だ。そんななか、米メディア『Bleacher Report』は、オールスターの前日に行なわれるイベント、ホームランダービーの出場者を予想。23本でナ・リーグ本塁打王の首位に立っている大谷に、出場を懇願した。
同メディアは、「ホームランダービーに関しては、すでにアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が辞退を表明。残念な知らせだが、ジャッジが出なくとも夢のような選手たちを揃えることはできる」とし、大谷の名前を挙げている。
「昨年ほどではないにせよ、今月はやはり驚異的な好調ぶりを見せている。6月16日から22日までの7試合で6本塁打。そのうち4本は450フィート(約137.2メートル)以上も飛ばしている。さて、MLB最大のスターを説得して、もう一度ホームランダービーに出場させるにはどうすればいいのか。21年のホームランダービーでは第1ラウンドでフアン・ソトに敗れたが、何度もタイブレーカーを繰り広げた後だった。もし今年、オオタニが出場してくれたら楽しいだろう。23年にオオタニはグローブライフ・フィールドで7試合に出場し、5本塁打を放っている」
同メディアは大谷のほかに、コリー・シーガー(テキサス・レンジャーズ)、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、フアン・ソト(ニューヨーク・ヤンキース)、ピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)、ロイス・ルイス(ミネソタ・ツインズ)、ガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)、エリー・デラクルーズ(シンシナティ・レッズ)を、夢のメンバーとして挙げている。
はたして今年のホームランダービーには、誰が出場するのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部