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古巣に挨拶代わりの豪快弾をかっ飛ばした。
現地6月21日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地で行なわれているロサンゼルス・エンジェルス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、5回の第3打席に2試合連続となる22号2ラン本塁打を放った。
ドジャース移籍後初となる古巣エンジェルスとレギュラーシーズンで対峙した大谷が目の覚める一発をぶち込んだ。
両チーム無得点で迎えた5回裏だった。2死一塁で迎えた第3打席、大谷はカウント1-1から相手3番手マット・ムーアが投じた直球が真ん中に甘く入ってきたところを見逃さずに強振すると、打球はセンター方向に一直線。打った瞬間に大谷自身もスタンドインを確信する2ランはバッスクリーン右の客席に着弾する飛距離455フィート(約138.7メートル)をマークした。
この衝撃弾にドジャー・スタジアムは地鳴りのような歓声が上がった。MLB公式サイトは大谷の一発をすぐさまX(旧ツイッター)に共有すると、「ショウヘイ・オオタニがまたホームランを放った! 直近6試合で5本目の本塁打は、古巣との対戦で生まれた」と、加速的な勢いでホームランを荒稼ぎするスーパースターの大活躍に興奮を抑えられなかった。
また、エンジェルス時代に大谷のホームランを数多くSNSに投稿した地元放送局『Anaheim Sports』は「ショウヘイ・オオタニが今季22号ホームランを見届けた」と、フルスイング直後の確信歩きに苦虫を噛んだ。
この1本でメジャー28球団から本塁打を記録した大谷はメジャー全球団制覇まで、残すはセントルイス・カーディナルスとフィラデルフィア・フィリーズの2球団だけとなった。
なお、試合は7回裏まで終わり2対2の同点のまま、8回表エンジェルスの攻撃中である。
構成●THE DIGEST編集部