【新馬戦】マイネルアレス着実に良化 鞍上石川も好感触「ここまで順調。新馬向きな感じ」

 厩舎ゆかりの血統馬マイネルアレス

 日曜福島5R(芝1800メートル)に出走予定のマイネルアレス(牡2歳、父スクリーンヒーロー、美浦・相沢)が、追われるごとに着実な良化を示している。ここ2週は重賞馬グリューネグリーンと美浦Wで併せ馬。1週前は6F81秒4-37秒7-11秒6を記録し、手応え優勢に併入した。レースでもコンビを組む石川は「ここまで順調です。新馬向きの感じはしますね」と好感触をつかむ。

 母リープフラウミルヒは同じ相沢厩舎に所属してJRA3勝をマーク。母の新馬戦にも騎乗した鞍上は「体のバランスはお母さんに似ていますね」と分析する。その母は格上挑戦した20年福島牝馬Sで、13番人気ながら2着と波乱を演出した。「初戦からいい競馬ができそうな雰囲気はありますよ」。母が存在感を示した福島でデビューVを目指す。

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