デビューを飾ったPGがトップ…日本生命カップで最も印象的な活躍をした選手は?/アンケート結果

男子日本代表(FIBAランキング26位)は北海きたえーるを舞台に行われた「日本生命カップ2024(北海道大会)」でオーストラリア代表(同5位)を相手に、1分1敗に終わった。

バスケットボールキングでは「男子日本代表 日本生命カップ2024(北海道大会)最も印象的な活躍をした選手は?」というテーマでユーザーにアンケートを実施。2試合に出場した男子日本代表16名のなかから、得票率の高かった選手を集まったファンの声とともに紹介する。

◆■「男子日本代表 日本生命カップ2024(北海道大会)最も印象的な活躍をした選手は?」アンケート結果

第5位:吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)6.5%

[写真]=野口岳彦

◎W杯時と比べて、ディフェンスはもちろんオフェンスの場面でも積極的な姿勢が見られたから(なっつ)

◎ホーバスジャパンに欠かせない最高のロールプレイヤーだと感じたから。特にDFでのフットワーク、ローテーションの判断、フィジカル勝負、シュートチェックの姿勢などなどと見えないところの貢献が非常に大きかったと思う。期待してます(ryo40)

第4位:富永啓生 9.0%

[写真]=野口岳彦

◎すでにパフォーマンスが仕上がってると感じたし、彼がシュートを決めた時の会場の盛り上がり方は他の選手と違った(くらげ)

◎異次元なタフスリー、ディープスリーが多く人間離れしたシュートを見せてくれたから(Fu-ka@富永fan)

第3位:河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)16.4%

[写真]=野口岳彦

◎Day1で自分のやりたいこと何も出来なかった(注:それでも9得点2アシスト)と反省の弁を述べていた彼が、翌日のDay2で鬱憤を晴らすかのように28得点6アシストで”いつもの河村勇輝”で大爆発してくれたのがとても泣きそうなくらい嬉しかったです。そしてやはり彼はあらゆる点でお手本になる日本の宝、応援させてくれてありがとう!と言いたくなるような自慢の選手です(すー)

◎ドライブ、アシスト、3Pなどすべてのプレーが冴え渡っていた。ここぞという時の爆発力がすごい!しかも一度スイッチが入ると最高のプレーがずっと続く。日本代表に必要不可欠な素晴らしいプレイヤーだと思います(こちか)

第2位:富樫勇樹(千葉ジェッツ)17.2%

[写真]=野口岳彦

◎視野を広く持ち、選出のライン上にかかっている選手たちにメッセージ性のある良いパスを供給していたのが印象的だった(あや)

◎選手達をまとめるキャプテンシー、流れを変えるプレイ、そしてここぞと言う時の3Pに目を奪われました(えふこ)

第1位:佐々木隆成(三遠ネオフェニックス)40.2%

[写真]=野口岳彦

◎あのプレータイムで爪痕を十分に残し、その名と実力を知らしめたため。直前まで怪我をしていたとは思えなかった。三遠では2ガード体制でも実力を発揮しており、まだまだ底の深さがありもっと見たいと強く感じたため(345)

◎あのスピード、ジャンプ力、柔軟さは、誰にも負けない。流れを変える力があると思う(ポンポン)

◎プレイタイムは短かったが3番目のガードと考えるとパリでも同じぐらいの出場時間かもしれない。その中でしっかりやれる事をやり、ワクワクさせてもらった(tella)

5位の吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)は先発として出場した第1戦で10得点2リバウンド2アシスト2スティールを記録し、第2戦はベンチから19分39秒のプレータイムで5得点2リバウンド2アシスト1スティール1ブロックと、攻守両面で活躍。2023-24シーズン所属チームのアルバルク東京ではレギュラーシーズンの1試合平均出場時間が10分50秒と限られていたが、“ホーバスジャパン”において重要な選手の1人であることを証明した。

4位は「FIBAバスケットボール ワールドカップ2023」以来の日本代表戦となった富永啓生。3月のNCAAシーズン最終戦からやや期間が空き、試合前は「ゲーム勘」に不安を抱えていたが、初戦で3本の3ポイントを含むチーム最多18得点と活躍した。続く第2戦は4本の長距離砲などで14得点。今夏の日本代表活動専念を決めたシューターには、期待の声も集まった。

3位の河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)は2試合を通じて先発を務め、初戦こそ9得点2アシストにとどまったが、第2戦で4本の3ポイントを含む28得点に6アシストの大暴れ。6点ビハインドで迎えた1分15秒から1人で8得点を稼ぎ、勝負強さを見せつけた。

2位は河村に代わってベンチ出場となった富樫勇樹(千葉ジェッツ)。初戦で11本中4本の3ポイントを沈めると、司令塔として4アシストを挙げた。第2戦は2本の試投に終わったものの、好調の富永にボールを供給するなど、ゲームメーク力を称える意見もあった。

日本代表デビューを飾った佐々木隆成(三遠)が40パーセントを超える票を集めて1位。180センチのポイントガードは北海道遠征に向けた合宿でケガをし、初出場を果たした第2戦では流血するアクシデントに見舞われた。スタッツは4分3秒のプレータイムで2得点1リバウンド1アシスト。唯一の得点は鋭いドライブから生まれたもので、スピードを評価する声が多く、「もっと見たい」という意見も散見された。

日本は今後、7月5日、7日に「SoftBank CUP 2024(東京大会)」で韓国代表(同50位)と対戦する。メンバー発表の時期は明らかになっておらず、トム・ホーバスヘッドコーチは第2次強化合宿のメディアデーにて「14人ぐらい」でヨーロッパに向かう予定だと話した。

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