東日本大震災について、岩手県大槌町が教職員向けに独自にまとめた資料が完成し、説明会が開かれました。
小中一貫の大槌学園で初めて開かれた説明会には、およそ40人の教職員が参加しました。
平野公三町長は、13年前の東日本大震災を振り返り、緊急対応にあたった当時の職員たちの状況を説明した上で、震災の伝承について「しっかりと取り組みを進めていきたい」と述べました。
このあと町の担当者が、「忘れない」「伝える」「備える」の3つの基本的な考えや、町の被害、復興の過程などをまとめた72ページにわたる冊子の内容を解説しました。
資料は町内の小中学校で働く全ての教員に配布されます。