“給食費未納”23年度は約2700万円に上る見込み 22年度の2045万円からさらに増え 広島市

広島市立の小・中学校の学校給食費で、昨年度の未納額が約2700万円に上ることが分かりました。

広島市教育委員会によりますと、2023年度の学校給食費で、保護者が支払っていない未納額は、およそ2700万円に上る見込みということです。

給食費を巡っては、22年度に徴収方法が変わり、学校ごとに集める方式から広島市がまとめて集める「公会計」になりました。

しかし、周知不足や引き落とし手続きのミスなどから未納額は2045万円と、前の年度と比べておよそ32倍に急増していました。23年度はさらに増えたことになりますが、増加の理由については「分析中」としています。

広島市教育委員会では保護者に公平に負担してもらうため、学校を通じて納付書を渡すなど有効的な未納対策を進めていきたいとしています。

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