佐野晶哉が満面の笑み 平泉成、市毛良枝、佐藤浩市と家族写真風オフショット 「明日を綴る写真館」

あるた梨沙による同名漫画を原作とした映画「明日を綴る写真館」(公開中)から、撮影中に撮られた家族写真風のオフショットが公開された。何度も夫婦役を演じてきた平泉成と市毛良枝、その隣で満面の笑みの佐野晶哉、そして優しいほほ笑みをたたえる佐藤浩市の姿が収められている。

60年のキャリアを誇る平泉が、初主演を務めた本作。出演のオファーを受けた経緯について、佐藤浩市は「我々の若い頃は飲み屋で仕事が決まることがあった。今回もグラスを傾ける中で秋山監督から話を聞いて『俺も行くよ!』で決まりました。現場では成さんが嬉しそうな顔をして迎えてくれて、来て良かったなと思った」としみじみ振り返っている。何度も平泉と夫婦役を演じている市毛は、本作では「成さんがカメラを覗くときの顔が色っぽくてカッコよくて、その背中を見つめる若者たちの目がキラキラしていて、どちらもカッコよかった」と、あらためて平泉の魅力を語っている。

「明日を綴る写真館」は、さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島の物語。彼の写真に心を奪われた気鋭のカメラマン・太一は、華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願する。家族とのコミュニケーションすら避けてきた太一は、訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に驚きを隠せない。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める太一。同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた“想い残し”があることを知る。

平泉成が鮫島を演じ、「Aぇ! group」の佐野晶哉が太一役を務める。企画・プロデュース・監督は、平泉と佐野も出演した映画「20歳のソウル」でメガホンを取った秋山純が務める。

【作品情報】
明日を綴る写真館
2024年6月7日(金)より上映中
配給:アスミック・エース
©2024「明日を綴る写真館」製作委員会 ©あるた梨沙/KADOKAWA

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