「まったくがっかりしていない」フランスは痛恨ドローで2位通過も、デシャン監督は気にせず。先制弾のエムバペにも言及「マスクを着けるのに慣れが必要だ」【EURO】

フランス代表は現地時間6月25日、ドイツで開催されているEURO2024のグループステージ第3節(D組)でポーランド代表と対戦し、1-1で引き分けた。

ここまで1勝1分のフランスは序盤から試合を優位に進めるも、得点が奪えない。それでも後半に入り、55分にウスマンヌ・デンベレが獲得したPKをキリアン・エムバペが成功させて先制点を奪う。

しかし76分、自陣ボックス内でダヨ・ウパメカノが相手を倒してしまい、PKを献上。ロベルト・レバンドフスキのキックを一度はGKマイク・メニャンがセーブしたものの、先に動いたとしてやり直しになると、今度はきっちりと決められて同点弾を許した。

この結果、フランスは最終戦でオランダに勝利したオーストリアに続く2位での決勝トーナメント進出となった。

【動画】エムバペの先制弾!
UEFAの公式サイトによると、ディディエ・デシャン監督は以下のように試合を振り返った。

「まったくがっかりしていない。もちろん首位通過したかったが、彼(ポーランドGKウカシュ・スコルプスキ)は素晴らしかったし、多くのシュートをセーブされた。前半だけで5本はあった。チャンスをモノにできなかったというだけでなく、相手GKを称えなければならない」

また、先制点を奪ったキリアン・エムバペにも言及した。フランスのエースは、初戦のオーストリア戦で鼻を骨折し、2戦目のオランダ戦には欠場。今回はフェイスガードを着用してのプレーとなったなか、指揮官は「彼は難しい経験をしたが、今日のパフォーマンスは良かったと思う。ただ、マスクを着けるのには慣れが必要だ」と述べている。

フランスはラウンド16でE組2位のチームと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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