黒田大介選曲・監修、キング・スポーティの音源を厳選したコンピレーション発売

日本が誇るファンク / ソウル・DJ“黒田大介”が選曲・監修した、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ「バッファロー・ソルジャー」の共作者“キング・スポーティ”の音源を厳選したコンピレーション『FROM KINGSTON TO MIAMI -KING SPORTY WORKS 1971-1983-』が6月19日に発売されています。

キング・スポーティことノエル・ウィリアムス。1943年9月にジャマイカ東部のポートランドで生まれ、2015年1月にアメリカ南部のマイアミでこの世を去った彼の名は、マイアミのミュージックヒストリーにしっかりと刻み込まれています。「マイアミを代表する歌姫ベティ・ライトの公私に渡るパートナー」という印象も強いですが、特徴的なのはジャマイカン・ミュージックの歴史においてもその名を見つけることができるという点。60年代はスタジオワンのディージェイやプロデューサーとして。のちにはボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ「Buffalo Soldier」の共作者として。国をまたがると同時に複数のジャンルをまたぎ、フットワーク軽く各地・各ジャンルで重要な仕事を残したキング・スポーティ。自身のレーベルであるコンドゥコの音源は近年UKのリイシューレーベル、エモーショナル・レスキューから復刻されるほか、70年代にリリースした自身名義の作品のCD化も進むなど、その功績についてもにわかに再評価が進みつつあります(ライナーノーツより抜粋)。

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