大規模災害時に緊急車両が通る「緊急交通路」新東名で訓練 神奈川県警

大規模災害が発生した際、物資を運ぶトラックなどの緊急車両が通る「緊急交通路」を迅速に確保して誘導するために、神奈川県警が高速道路で訓練を行いました。

新東名高速道路の厚木南インターチェンジで実施された訓練には、神奈川県警や神奈川県トラック協会などからおよそ30人が参加。
首都直下型地震などの大規模災害が発生し、新東名が「緊急交通路」に指定されたという想定で行われました。

実際に車線を一部、交通規制し、災害時に物資を運ぶトラックなどの関係車両の選別や、通行するのに必要な「緊急」と書かれた標章を交付する手順などを確認していました。

神奈川県警交通規制課・白砂照彦警視
「緊急交通路を迅速かつ的確に確保するということはその後の災害応急対策の成否に繋がってくると考えている。 そういった理由から一般車両は、緊急交通路は通行できません。 県民の方にはご理解いただいてご協力していただければと思う」

© 株式会社テレビ神奈川