ポイントはシソの葉の塩もみ…ウメ畑で収穫、自分だけの「梅干し」作り 福島・郡山市

今が旬の「ウメ」。自ら収穫したウメで、自分だけの梅干しを作る催しが福島県郡山市で開かれました。

郡山市西田町のウメ畑。木々に大きく実ったウメの実を1つ1つもぎ取っていきます。

参加者「香りがする、いい香り」

これは、収穫体験などを通して市内の農業の現状に理解を深めてもらおうと、市が地元の農家の協力を得て企画したものです。26日は、市内のおよそ30人が参加し、初夏の香りがする旬のウメを袋いっぱいに詰め込んでいました。

参加者「簡単だった、プチっととれた。(梅干し作りは)初めてなので頑張る」

午前中に獲れたウメで、午後は梅干しづくりです。

参加者「(梅干しは)好きです!やっぱりおにぎりに入れるのが好き。おいしくできたらいい」

おいしい梅干しを作るのに最も重要なのが、一緒に入れるシソの葉の塩もみです。水でよく洗ったシソの葉に、塩を振りかけてよく揉みます。

指導「揉んでください、片手で。もっと力入れて!」

そして、あらかじめ水に浸しておいた柔らかめのウメとシソを一緒に揉みこめば完成。あとは、カメに入れてじっくり熟成します。

参加者「(作り方を)いつもネットで見ているが、読んでも分からないのですごくためになった。いつもよりうんとおいしくなるんじゃないかと思う、楽しみにしている」

作った梅干しは、およそ3か月熟成して、秋にはおいしく仕上がるということです。



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