富士山頂の火口付近で発見 登山客3人いずれも死亡 静岡県警の山岳救助隊が救助活動【続報】

富士山の静岡県側の山頂火口付近で登山客とみられる3人が意識不明の状態で倒れているのが見つかりました。3人は、いずれも死亡していたということです。

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<三島乾児カメラマン>
「富士山山頂火口内です。いま、行方不明者を山岳救助隊が担架を使い、運び上げています」

静岡県警によりますと、富士登山に出掛け、行方不明となっていた東京都日野市の男性会社員(53)を捜索していた県警の山岳救助隊が静岡県側の山頂火口で、意識不明の状態の3人を見つけました。

隊員が現場に向かいましたが、いずれも死亡していたということです。

3人が見つかったのは、富士山頂からかなり下がった火口内で、それぞれ、数mから数十m離れた場所で発見されています。発見した時間などは特定されておらず、3人の性別や年代などはわかっていません。

3人のうち1人は、行方不明となっていた東京都日野市の男性会社員(53)の可能性が高いということです。

県警では3人の身元の確認を急ぐとともに、関係性などについても調べています。

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