中国の偵察型無人機(WZ7)が奄美沖飛行、空自スクランブル対応

奄美大島北西沖を飛行した中国軍の偵察型無人機(WZ-7)=航空自衛隊撮影、統合幕僚監部のXより

 防衛省統合幕僚監部は25日、中国軍のWZ7偵察型無人機1機が同日午後に奄美大島北西沖を飛行したと発表した。中国の無人機を同島周辺で確認、公表したのは今年2度目。

 防衛省によると、WZ7は中国大陸方面から飛来し、奄美大島北西沖の海上まで飛行。その後反転、北進して大陸方面へ向かった。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。

 防衛省がWZ7の飛行を公表したのは4度目。初確認は2023年1月で沖縄本島と宮古島との間を通過した。

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