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山口県岩国市の岩国自動車学校で25日、高齢者を対象にした運転講習がありました。
65歳以上の高齢ドライバーに身体能力が低下していないかを確認し、安全運転の意識を持ってもらうことで、事故を防ぐことがねらいです。
高齢ドライバー35人が参加し、模擬検査に臨みました。
講習は、ハンドルを握る前に、スクリーンに映し出された絵柄を記憶したり、きょうの日付や時間を答えたりして、認知症のおそれがないかをチェックします。また運転技能を確かめる検査では、コースを運転し、信号をしっかり守っているかや、急なハンドルやブレーキ操作をしていないかなどを確認しました。
参加者(73歳)
「早めのスピードダウン、早めの危険予知、これを今後に生かしたいと思います。高齢者自身が、事故を起こしやすいんだという認識をまず自分に持つことが大事だと思いますね」
岩国自動車学校 岑畑三由紀 指導員
「若いときの気持ちがどうしても残ってる部分っていうのがあって、まだ大丈夫だっていう気持ちで運転されてる方もなかにはいらっしゃるので年齢にあった運転に変化をしていく。そのように運転を変えていっていただけるとありがたいなと思います」
岩国自動車学校は高齢ドライバーに、普段の自分の運転を振り返るきっかけにしてほしいとしています。