ゲームアカウントで“不正利益”高校生ら4人逮捕 他人名義のアカウントから1億円以上の出金履歴も

ゲームアカウント売買する仲介サイトの運営会社になりすまし、架空の取引を繰り返して不正な利益を得たとして、県外に住む10代から20代の4人の男が逮捕されました。

逮捕されたのは宮城県など県外に住む、高校生2人を含む10代から20代の男4人です。

高校生らは、オンラインのゲームアカウントを売買する仲介サイトになりすまし、当時佐賀県内に住んでいた20代の男性のアカウントを悪用し、3回にわたって架空の取引を繰り返し約5万円の不正な利益を得たとして、不正アクセス禁止法違反や電子計算機使用詐欺などの疑いで逮捕されました。

警察によりますと押収されたスマートフォンやパソコンなどからは他人のものとみられる1000件以上のアカウント情報が発見され、男らが悪用していた他人名義のアカウントからは1億円以上の出金履歴が見つかったということです。

このアカウントは有利にゲームを進めるため数百円から数万円単位で売買されることがあり、警察は共犯者や余罪などについて捜査を進めています。

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