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盛岡市の中学校で26日水産業の魅力を伝える出前授業が開かれました。岩手県内陸部の生徒たちにも水産業に興味を持ってもらおうという取り組みです。
盛岡市の土淵中学校で開かれた出前授業は、岩手県の内陸部に住む生徒たちに水産業への関心を持ってもらい、水産高校への進学や漁業へ携わることも進路の選択肢としてもらおうと、3年前から岩手県沿岸広域振興局が行っています。
講師の1人で、岩手県立宮古水産高校3年の菊池晃成さんは、マグロはえ縄実習で実際に使用した縄の長さを説明しました。
菊池さん自身も内陸部にある滝沢市の出身で、3年前に受けた出前授業をきっかけに進学を決めました。
(菊池晃成さん)
「もともと海がすごく好きで、強く出前授業の中で惹かれるものが(あった)。
大変な工程を経て、食卓に届いているということが伝われば」
(授業を受けた生徒は)
「出前授業をきっかけに水産業に興味が向くこともあると知って、自分もいろいろ
なことに興味を持って視野を広げていきたいと思った」
出前授業は今後、岩手県滝沢市などの中学校でも開かれる予定です。