柔道のパリ五輪女子日本代表が26日、東京都内での強化合宿を公開し、女子78キロ超級で前回の2021年東京五輪に続く連覇を目指す素根輝（パーク24）＝福岡県久留米市出身＝らが開幕まで1カ月に迫った本番への決意や手応えを語った。
昨年の世界選手権同級を制した素根は、今年4月に古傷でもある左膝を負傷した。幸いにも患部の経過は順調で、現在は十分な稽古を積めているといい「柔道の調子も、体の調子も悪くない。金メダルを目指してやっていく」と決意を込めた。
初代表の高山莉加（三井住友海上）＝宮崎県都城市出身＝は3月のグランドスラム・タシケント大会で頂点に立つなど好調を維持。「緊張がなさすぎて少し大丈夫かなというのもあるけど、これまでの取り組みを自信にして試合を」と語った。
