「これ以上暑くなるのが心配」観測史上初 6月に3日連続で35℃超の真夏日 全国一暑かった静岡市 次の雨の後は夏の高気圧が強まる

静岡市駿河区は6月26日も全国一の暑さになりました。35℃を超え、3日連続の猛暑日です。静岡での3日連続の猛暑日は、6月としては観測史上初です。

【写真を見る】「これ以上暑くなるのが心配」観測史上初 6月に3日連続で35℃超の真夏日 全国一暑かった静岡市 次の雨の後は夏の高気圧が強まる

静岡県内は、26日も朝から強い日差しが照り付けました。

静岡市中心部では暖かく湿った空気が山を越えて気温が上がる「フェーン現象」も加わり、厳しい暑さとなりました。

静岡市駿河区の最高気温は午後1時28分の35.8℃。全国で最も高い気温を観測しました。35℃を超える猛暑日は、これで3日連続となり、6月としては1940年の観測開始以来、初めてのことです。

<親子>
「絶対暑いだろうと思って熱射病になるのも嫌だったのでテントを持ってきてごはんを食べようかという話を娘としました。風がきょうはあるので快適に、それでも蒸し暑いですね。ちょっとこれ以上、暑くなるのが心配だなと思うんですけれど、熱中症対策をしていかないと」

<水遊びをする親子>
「気持ちいいね」

静岡では、27日は雲が広がり、35℃を超える猛暑日は一旦、収まりますが、蒸し暑さは続く見込みです。

静岡県内では、28日から29日にかけて雨が降った後、30日以降は梅雨前線が北上して夏の太平洋高気圧が強まる予想です。その後は、梅雨明けを思わせるような厳しい暑さとなり、熱中症対策が欠かせない日々が続きそうです。

© 静岡放送株式会社