【台湾】東京の通信技術展示会、台湾から7社が出展[IT]

発表会に出席した朝日参院議員(左から4人目)、廖副主任(同5人目)と出展企業の代表者ら=26日、東京(NNA撮影)

台湾経済部(経済産業省)産業発展署と台湾政府系シンクタンクの資訊工業策進会(資策会)は、26日に東京で開幕した次世代の通信技術・ソリューションの国際展示会「COMNEXT 第2回[次世代]通信技術&ソリューション展」に、第5世代(5G)移動通信システムの応用技術を持つ台湾企業7社を集めたブースを出展した。

7社で「5G Team Taiwan」として出展。パソコン世界大手の華碩電脳(ASUS)傘下でネットワーク事業を手がける亜旭電脳(アスキー・コンピューター)や宏達国際電子(HTC)傘下で5G RANソフトウエアソリューションを提供する智宏網(G REIGNS)、EMS(電子機器の受託製造サービス)大手の広達電脳(クアンタ・コンピューター)傘下でクラウドサーバーを手がける雲達科技(クアンタクラウドテクノロジー)などが自社の技術と製品を展示・実演する。

26日に開かれた発表会では、資策会の廖柏宇副主任が「今回の展示を通じて、台湾が信頼できる5Gサプライチェーン(供給網)のパートナーであることを世界に認知してほしい。新たなビジネスの機会をともに開拓していきたい」とあいさつ。来賓として登壇した参議院議員の朝日健太郎氏は、直近の緊密な日台関係に触れた上で「日台の技術面での関係をさらに深めていきたい」などと話した。展示会の開催は28日まで。

「5G Team Taiwan」が出展するブース=26日、東京(NNA撮影)

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