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[ジュネーブ 26日 ロイター] - 国連のグリフィス事務次長(人道問題担当)は26日、パレスチナ自治区ガザでの紛争がヨルダン川西岸地区を含む地域全体に拡大する可能性について懸念していると述べた。
グリフィス氏はジュネーブで行った記者会見で、ヨルダン川西岸地区での犠牲者数の増加のほか、レバノンへの紛争拡大を懸念しているとし、紛争拡大を阻止しなければならないと述べた。
その上で、ガザ地区全域で49万5000人を超える人が深刻な食料難に直面していると指摘。3カ月前の推計の110万人からは減少したものの、ガザ地区の人口の20%以上に相当する。
グリフィス氏はこうした状況は「驚くほど残酷」だとし、全ての検問所の開放や安全措置の導入が必要と訴えた。