「新1万円札の顔」渋沢栄一を特集 等身大パネルでお出迎え、9日まで群馬・高崎高島屋

 7月3日の新紙幣発行を記念して、高崎高島屋(群馬県高崎市)は26日、同店4階特別催事室で、新1万円札の肖像となる渋沢栄一を特集した展示を始めた。7月9日まで。

 渋沢の出身地、埼玉県深谷市との連携企画。26日は同市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」と小島進市長、同店の倉橋英一社長が来店客に来場を呼びかけた=写真

 展示会場入り口に渋沢の等身大パネルを設置。渋沢が若い頃に販売していた藍染めの原料「藍玉」を現代技術で再現した品や、渋沢が書き写した論語などゆかりの12点を紹介している。

 市内の男性(56)は「群馬との関わりを知り、新1万円札を早く手にしたくなった」と話した。午前10時~午後7時(最終日は同3時)。入場無料。

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