「気負わず、楽しく、いつも通りに」パリオリンピックのバドミントン女子代表、山口茜とシダマツペアが壮行会で決意

壮行会に参加した(左から)山口茜、志田千陽、松山奈未

パリ五輪のバドミントン女子シングルスとダブルスに出場する再春館製薬所の3選手の壮行会が26日、熊本市内のホテルで開かれた。

この日はパリ五輪の開幕までちょうど1カ月。3度目の五輪を迎えるシングルスの山口茜は「気負わず、楽しく、いつも通りにやりたい」と落ち着いた口調で話した。

「シダマツペア」として、ともに初の五輪出場となる志田千陽は「自分たちの殻を破れるような大会にしたい」と力を込め、松山奈未も「あと1カ月ある。どこまで追い込んで準備できるかが大事」と誓った。

家族や関係者ら約500人が参加した。山口は右臀部(でんぶ)を痛めており、状態を確かめながら調整している。本番に向けて「慎重にやりながら、100%にできれば」と話した。
(松田達也)

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