与田祐希、浅香唯と“新旧アイドル”共演で母娘役 演技絶賛される「褒めてくれるのうれしい」

記者会見に出席した乃木坂46の与田祐希【写真:ENCOUNT編集部】

浅香「なかなかユニークなキャスティング」

乃木坂46の与田祐希が25日、都内で行われたテレビ東京系の連続ドラマ『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(27日スタート、木曜深夜0時30分)の記者会見に出席した。

『量産型リコ』は2022年7月期に与田が地上波連続ドラマ初主演を務めた『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』、2023年7月期にシリーズ1作目とは異なる世界線を描いた『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』に続くシリーズ第3弾。今回は“家族”をテーマに、4年ぶりに実家に帰ってきたリコと家族のひと夏を描く。

与田演じる小向璃子の母親を演じたのは、浅香唯。かつてトップアイドルとして活躍した浅香が、現役アイドルである与田の母親役とあって、「新旧アイドル親子みたいなところ。なかなかユニークなキャスティング」と浅香。本シリーズから参加となったため「途中から入りづらい」と感じていたが、「与田ちゃんが笑顔で迎え入れてくれたのが大きい」と座長に感謝。また演技について「アイドルのドラマっていう感じでは全然なく、お芝居を見ていてすごくすてきだなって思っていた」と称賛すると、与田は「褒めてくれるのうれしい」と喜んだ。

与田は福岡、浅香は宮崎出身と故郷は九州と共通点も。与田は「同じ九州(出身)として通じるものがありましたよね」といい、意気投合しすぎてお互いに九州弁が出る場面もあったという。与田は「すてきな家族に出会えた。これからもよろしくお願いします」と笑顔で語った。

浅香と夫婦役で共演した矢柴俊博は「昭和生まれの方は分かるかもですが、浅香唯が奥さんって……。『C-Girl』が奥さんって……」と大感激。アドリブで『C-Girl』の歌詞をセリフに混ぜ込んだが、浅香は「最初無視しました(笑)」と塩対応。しかし、最後は楽曲をデュエットしてくれたといい、浅香は「あまりにも気の毒になって」と笑っていた。

与田は、会見が行われた25日にクランクアップしたと報告。「『量産型リコ』ではすてきな出会いに恵まれまして、今回は家族がテーマ。みなさんが家族でよかったし、このメンバーでシリーズ3作品目を迎えられたうれしかった」と声を震わせ、「これが最終章。最後なのかなっていう気持ちで挑みました。最後に相応しい作品になったのでは」と胸を張った。

主演としてのあいさつに、矢柴が「ちゃんとしている。立派だ。背中が遠くなった」と“娘”の姿に感動すると、与田は「ドヤァ……」と自慢げ。「お父さんは急に褒めたり、急にディスったりするから面白いんですよ。(共演者とは)『キモい』って言い合える仲になりました(笑)」と仲睦まじい様子をのぞかせた。

また、本作のオープニング曲を樋口楓、エンディング曲をLINKL PLANETが担当することも発表された。両組ともシリーズ1、2作目に続く起用となった。会見にはそのほか、市川由衣、佐月絵美、森下能幸、LINKL PLANETの石田悠佳、田中要次も参加した。ENCOUNT編集部

© 株式会社Creative2