大谷翔平、打撃8部門でキャリア最高ペースと米メディア指摘!凄まじい6月の爆発力に「三冠王とMVP」に米識者も現実味

シーズンを前半戦を終えて、今季の途轍もない打撃成績が見えてきたようだ。

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地6月25日、敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦で先頭打者アーチを含む4打数2安打2打点と躍動。大谷の勝ち越しタイムリーもあり、4対3の逆転勝利に大きく貢献した。

6月に入り、いよいよ打棒爆発の大谷は現地23日にナ・リーグの週間MVPを受賞。17日から22日までの6試合で24打数11安打の打率.458、4本塁打、11打点をマークし、出塁率.567、長打率1.083、OPS1.650と驚異的な成績を残した。

さらに、ドジャース専門メディア『Dodger Insider』は、メジャーリーグ全日程のちょうど半分となる81試合を終えた大谷の打撃成績に注目。公式X(旧ツイッター)で「大谷翔平は、48本塁打、120打点、42二塁打、198安打、124得点、32盗塁、392塁打、94長打を記録するペースで、いずれもキャリア最高記録となるだろう」と伝え、打撃8部門で自己最高記録をマークするペースであるとした。

また、地元ラジオ局『ESPN LA』でドジャース番を務めるブレイク・ハリス記者は現地25日のホワイトソックス戦4回終了時の成績をもって「ショウヘイ・オオタニはトリプルクラウンに照準 打率.322(1位)、24HR(1位)、60打点(3位)――首位に4点差」と綴り、三冠王も夢ではなくなってきたと指摘。やはり同様の見解を示すのはジャーナリストのハワード・コール氏で、「野球にジンクスはなく、ドジャース大谷翔平のテーブルにはMVPと三冠王の両方が載っている」と現在の勢いならMVPも射程内にあるとしている。

大谷は現地26日の試合で打点を挙げれば、10試合連続打点となり球団記録を更新。そして、三冠王の座にもさらに近づくことになる。

構成●THE DIGEST編集部

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