7月7日が「タツノオトシゴの日」に! 伊勢シーパラダイスで記念イベント

伊勢シーパラダイス(三重県伊勢市、運営:伊勢夫婦岩パラダイス)は、タツノオトシゴ類の現状や生態、繁殖などの取り組みを広く知ってもらうべく、7月7日を「タツノオトシゴの日」として正式に制定した。制定後はじめて「タツノオトシゴの日」を迎えるのにあわせて、タツノオトシゴを堪能できるさまざまなイベントを開催する。

「タツノオトシゴ疑似体験」を職員が実演

同施設では、日本でもっとも多くの種類のタツノオトシゴを展示しており、飼育・繁殖に力を入れている。

「タツノオトシゴの日」は、タツノオトシゴの泳ぐ姿が数字の7に似ていること、良縁や長寿などのご利益があり、七夕と相性がよいことなどから決定され、日本記念日協会によって登録された。

「タツノオトシゴの日」関連イベントとしては、7月7日10時30分から日本記念日協会の職員を招いて、記念日登録証を直接授与してもらう、「タツノオトシゴの日」授与式を実施する。さらに同日17時からは、まだまだ謎多きタツノオトシゴに迫る「タツノオトシゴの日」特別講座がYouTubeにてライブ配信される。

「シーパラ七夕祭り!~星に願いを タツにも願いを~」で笹に飾る、タツノオトシゴ型の短冊

さらに、6月22日~7月7日の期間には、七夕とタツノオトシゴを掛け合わせた「シーパラ七夕祭り!~星に願いを タツにも願いを~」が行われており、来場者は3種類あるタツノオトシゴ型の短冊に願い事を書いて、笹に飾れる。

「タツノオトシゴの日」限定オリジナル魚朱印のイメージ

あわせて7月1~15日には、「タツノオトシゴの日」限定のオリジナル魚朱印を販売する。価格は1枚300円。

「タツノオトシゴの日」特別スタンプが押された魚朱印のイメージ

なお、7月7日に魚朱印を購入すると、すべてのデザインに「タツノオトシゴの日」特別スタンプが押されるため、同日にしか入手できないレア度MAXの魚朱印となる。

飼育員が普段作業をしているバックヤードを覗ける「まる見え!バックヤード」

「タツノオトシゴの日」に向けて伊勢シーパラダイスでは、水族館の裏側をテーマにしたエリア「まる見え!バックヤード」を設置している。

同エリアでは、飼育員が普段作業をしているバックヤードをそのまま展示スペースにしているため、実際に水槽の裏側や飼育員の仕事風景を覗けるようになっており、普段は見ることのできないタツノオトシゴの赤ちゃんの育成展示や、繁殖活動の様子が見られる。また、生きた餌をスポイトで捕まえてタツノオトシゴにあげる「タツノオトシゴ疑似体験」も可能となっている。また、水族館に入場しない人も外側から水槽を鑑賞できる。

リニューアルされた入場券のイメージ

ほかにも、「タツノオトシゴの日」制定を記念して、5月3日から入場券のデザインをリニューアルした。 新しい入場券は、伊勢シーパラダイスの人気ものたちが描かれた同施設らしいデザインで、配色から配置まで飼育スタッフが考えて制作したという。また、裏側には「タツノオトシゴの日」制定を全面に押し出したデザインを採用している。

© 株式会社BCN