「驚くほど精彩がない」「ルカクはどこへ行った?」強豪ベルギー、まさかの2位通過に母国メディアは辛辣! 16強でフランスと対戦、厳しいブロックに入り「ほぼ不可能なミッション」

現地時間6月26日に開催されたEURO2024のグループステージ第3節(E組)で、強豪ベルギーがウクライナと対戦。スコアレスドローに終わった。

この結果、1-1の引き分けだったルーマニアとスロバキアも加えた4チームが1勝1分け1敗で並び、ベルギーは総得点の差で2位通過となってしまった。

そのため、ラウンド16の相手は優勝候補のフランスに。結果的に1位でもオランダとの対戦だったが、スペイン、ドイツ、ポルトガルと同じブロックに入ってしまったため、仮にフランスに勝ったとしても、厳しい戦いが待っている。

【画像】いきなりフランス対ベルギー! EURO2024の決勝トーナメント表
ベルギーのメディアは手厳しい。『Sporza』は、「ベルギーは決勝に向けてほぼ不可能なミッションに直面する」と報じている。

「ウクライナ戦では期待はずれの引き分けとなった。ベルギーは楽な展開にはならなかった。デュッセルドルフで行われる次のラウンドでフランスが待っており、ポルトガル、スペイン、ドイツも我々の側にある」

同メディアは「グループ1位は手の届くところにあったが、ベルギーはスロバキアとルーマニアからの贈り物を受け取りたくなかったようだ」と皮肉り、こう指弾している。

「ウクライナ戦では、驚くほど精彩がないレッドデビルズが0-0の引き分けに震えた。ベルギーは負けるのを恐れていたようで、何度か0-1になりそうなのを避けたものの、今度は最強のフランスとの対戦に備えなければならない」

また、『HLN』は3試合連続無得点の主砲ロメル・ルカクを「ロメルはどこにいる?」とバッサリ。「精彩を欠いた引き分けの後、レッドデビルズは2位となった」と伝えている。

「勝利もグループ首位もなし。ベルギー代表はウクライナ戦で0-0の引き分け以上を達成できず、次のラウンドで優勝候補のフランスと対戦することになった」

ウクライナ戦の終盤は、首位を狙いに行かずに、むしろ守っていた感もあったベルギー。このグループでは一頭地を抜いていると思われていたが、ヒヤヒヤの2位突破となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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