笹生がパリ五輪出場権 女子ゴルフ、代々木高出身

 国際ゴルフ連盟はこのほど、ゴルフ競技でパリ五輪の出場権を獲得した女子60選手を発表し、日本選手2人のうち1人に、三重県志摩市に本校を置く通信制の代々木高校出身の笹生優花(さそう・ゆうか)(23)が選ばれた。

 世界ランキングを基にした24日付の「五輪ランキング」で10位に入った。2021年の東京五輪は、母親の出身地のフィリピン代表で出場して9位。日本代表での五輪出場は初。

 東京都出身で、父・正和さんの影響で8歳からゴルフを始めてフィリピンを拠点に腕を磨いた。世界トップクラスの飛距離を武器に全米女子オープン選手権で2度優勝している。

 三重との関わりは、17年の代々木高校アスリートゴルフコース入学後。在学中は毎年志摩市のゴルフ場で合宿を行ってきたという。

─最高のパフォーマンスを─  一見勝之知事の話 志摩市で練習に励まれ、世界の大舞台でも活躍されてきたその経験を生かし、日本代表として最高のパフォーマンスで県民に夢や感動を届けてください。

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