暑さ対策に 横浜市内576カ所のクールシェアスポット開設 横浜市鶴見区

スポットを示すロゴーク

横浜市は熱中症予防の一環として、市民が外出時に一時的に暑さをしのぐ場所「クールシェアスポット」を開設した。

クールシェアは、東日本大震災後の電力不足への取り組みとして2011年に始まった考え方。環境保全の観点から、各家庭で冷房を使用するのではなく、施設などに集まり涼しさを共有することで節電につなげる取り組みだ。政府は熱中症対策として各自治体に誰もが涼める場所の設置を呼び掛け、横浜でも取り組みが進められている。

市は冷房設備などが備わる施設を利用することで涼を共有するクールシェアスポットの設置を進め、公共施設のほか、民間施設に協力を求めた。今年は576カ所が協力し、9月30日まで気軽に涼むことができる。協力施設は、市のウェブサイトにあるグーグルマップで見られる。

参加施設を募集中

市は9月20日まで、クールシェアスポットの参加施設を募集している。申請は市のウェブサイトから。

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