トリドールHD/中華圏への進出を加速、「肉のヤマ牛」を上海に今夏初出店

トリドールホールディングスは今夏、切りたて牛肉専門店「肉のヤマ牛」の中国1号店を上海にオープンする。

「肉のヤマ牛」は国内で25店舗を展開する「炭火仕上げの牛カルビ焼肉丼」を主力商品としたグローサラント形態(グロサリーとレストランを掛け合わせた造語)の牛肉専門店。2024年4月には香港にポップアップ店を出店しており、好調に推移していることから、今回の出店に至った。

今回の中国本土への進出を通じて、約5兆円市場(同社調べ)を抱える中国の「ご飯もの」市場で、「肉のヤマ牛」を本格展開するという。

同社は2021年9月に「揚げたて天ぷら定食まきの」をシンガポールに出店後、2022年8月に同ブランドを香港に、2023年11月には、ぼっかけ焼きそば専門店「長田本庄軒」を台湾にオープンした。その後、2024年4月には「ラー麺ずんどう屋」を上海に進出させている。今後も引き続き、複数の国内ブランドの海外展開を加速させる方針だ。

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