6月30日の夫弁当は「夏越ごはん」で!

一年の前半の最終日になる 6月30日は、「夏越の祓(なごしのはらえ)」と言います。
日々の生活の中で知らず知らずのうちに犯してしまったかもしれない過ちや心身の汚れを祓い清めて、残りの半年間の無病息災を祈願するそうです。
神社では、「茅の輪」という、茅や藁で作られた大きな輪を3回くぐり抜ける「茅の輪くぐり」を行うそうです。

その夏越の祓で、いただくご飯が「夏越ごはん」。
雑穀ごはんに、その茅の輪をイメージした旬野菜の緑や、赤の丸い食材を乗せるとか…。
ということで、アレンジして夫弁当を「夏越ごはん」風にしてみました。
旬野菜ということで、雑穀ご飯の上にはズッキーニと玉ねぎの天ぷら。
真ん中にはミニトマトに、みじん切りのしょうがを和えて、枝豆を散らしました。

また6月30日は、この夏越ごはんのほか、
京都を中心とした地域は、「水無月」という和菓子をいただく習慣があるそうです。
https://kurashinista.jp/articles/detail/37877

こちらもおいしいです。
日々の生活の中で、6月30日が1年の半分が過ぎた日…と思うこともなく過ぎていくことが多いですが、
今年は少し意識してみるのもいいかもしれないですね。

▼材料

・ 雑穀ご飯:適量
・ しそ:4枚
・ ズッキーニ:1/2(100g)
・ 玉ねぎ:40g
・ 天ぷら粉:大さじ2
・ 水:75ml
・ 揚げオイル:適量
・ ミニトマト:200g
・ しょうが:4切れ
・ 塩・昆布茶:少々
・ 枝豆:少々

下準備
4mm幅の輪切りにしたズッキーニは、茅の輪をイメージして真ん中をくりぬく。
★くり抜いた真ん中の部分はお味噌汁に入れました。

てんぷら粉を水でとき、ズッキーニをオイルで揚げ、玉ねぎも4mm幅に切ってバラバラにほぐして、カリッと揚げる。

プチトマトは4等分に切り、みじん切りにしたしょうが、塩・昆布茶で味を調える。

雑穀米をお弁当箱にドーナッツ型に詰め(上段の画像)
しそ2枚とトマトを乗せ(下段の画像)

周りに玉ねぎの天ぷら(上段の画像)、上にズッキーニの天ぷらを添える。(下段の画像)

ミニトマトを乗せ、枝豆を散らす。

これだけでは少ないかなと思い野菜中心のおかずも、添えました。
卵焼き、万願寺とうがらしのイカ詰め、茹でブロッコリー、バラ型ラディッシュ、胡麻和え、しらたきの明太子炒め、キャロットラペでした。

■ コツ・ポイント

★茅の輪をイメージして、ズッキーニを輪っかにして揚げました。ゴーヤでもいいかもです。

★材料は2人分なので、この半量をお弁当に詰めました。

暮らしニスタ/*yuko*(曽布川優子)さん

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