米空軍兵による少女暴行受け県が嘉手納基地司令官に抗議

嘉手納基地所属のアメリカ空軍兵の男が少女に暴行を加え今年3月に起訴されていた事件を巡り県は27日、嘉手納基地の司令官を呼び出して抗議しました。

池田副知事「米軍兵士によるこのような非人間的で卑劣な犯罪は女性の人権を蹂躙する重大かつ悪質なものであり断じて許すことは出来ず強い憤りを覚えるものです」

去年12月、嘉手納基地所属のアメリカ空軍兵の男が少女に暴行を加え、今年3月に起訴された事件を巡り県は27日、嘉手納基地のニコラス・エバンス司令官などを県庁に呼び出しました。

池田副知事は事件に抗議するとともに再発防止策と被害者への謝罪や適切な補償を要請しました。

エバンス司令官は「事件に深い懸念を持ち県民に心配をかけていることを遺憾に思っている」
「今後も捜査や裁判に全面的に協力する」と述べましたが謝罪の言葉はありませんでした。

空軍兵の男は起訴後日本側に身柄を引き渡されましたが現在は保釈され嘉手納基地内で拘束されているということです。

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